初恋に捧ぐ / 初恋の嵐

初恋の嵐サウンドは特別だ。
普通にやっていたら四畳半の部屋しか
見えてこないようなポップソングを
西山達郎の歌とギターで
センチメンタルで渦巻く
キラーチューンへと変貌させているのだ。
曽我部恵一が持っている洋楽を超える
直接性をすでに西山は手に入れている。
それを考えると次作がないというのは
日本の音楽にとっても
我々、リスナーにとっても寂しい限りだ。
(ロッキンオン風レビュー。失敗した。)