田口壮の日記より

それにしても、最初にキャッチャーを「女房」と呼んだ人の、そのネーミングセンスのよさに、いまさらながら驚くばかりです。

今シーズンも淡々と文章を綴るその日記職人っぷりに、畏敬の念すら抱いてしまう我らが田口壮外野手ですが、本日の日記(2月26日付)に上記のような記述がありました。不勉強で申し訳ないのですが、アメリカでも捕手のことを女房役と表現するのか、日記にもありますがそもそもこの表現は誰が言い出したのか、という知らなくても困らない疑問点に行き着き、野村克也監督の現役時代に新聞が付けたんじゃないかと適当な予想をしてちょっと調べましたが、全く出てきません。当時を回想して野村克也の事を女房役と表現した最近の記事ならたくさんありますが、当時のとなると難しいなぁ。「巨人の星」にも"女房役"という表現があったり森祇晶カードの裏に"女房役"と書いてあったり西鉄時代の稲尾投手とバッテリーを組んだ和田博美捕手も"女房役"と公式サイトにはあるので当時から呼ばれていたんじゃないかと推測したり、と少しずつ歩を進め、これは戦前からあったなと先が少し見えてきたところで今日は止めました。平日にこれ以上は危険です。