阿佐ヶ谷ジャズストリート2003

今年もひょこひょこと行ってきました。


初日、快晴。阿佐ヶ谷駅北口パサージュ前では「竹内郁人カルテット」を、駅前広場の特設ステージでは「小菅敏朗クインテット+稲葉社子」と「羽根渕道広カルテット」を見ました。横にいた子供がお父さんの手を取って踊り始め、フェスティバル特有の多幸感に包まれつつ、友達と合流。チケットを買い産業商工会館で森剣治(スーパーコニッツ)+山中良之のステージ。20人くらいの客にちっちゃなステージで繰り広げられる、素晴らしい演奏と鳳啓介のモノマネ。その後、今日のメインイベント「山下洋輔+池田篤スペシャルデュオ」の演奏を見に神明宮へ。神社の神楽殿にはピアノ、辺りにはかがり火。この異様な光景に度肝を抜かれながら、期待をふくらませていると山下洋輔さんが登場し、NYトリオのアルバムから「フェイズ・アフター・フェイズ」や「シャボン玉」を演奏。サックスの池田篤さんも加わり、阿佐ヶ谷とジャズの話をして演奏再開。境内に鳴り響くピアノとサックスの音に恍惚としているとアッという間に1時間は過ぎ、ステージ終了。ただただ凄かった。


二日目、生憎の曇天。駅前広場の特設ステージに行くと「都庁スイングビーツ」が演奏中。そして、久しぶりに会う方や初めての方と合流し、モスへ行ったり、パサージュ前で「竹内郁人カルテット」を見たり、商店街で仮装する子供を見ながらブラブラしたり。駅に戻ってもうお一方と合流。二日逢わせて3回目の「竹内郁人カルテット」を見て、駅前広場の特設ステージへと移動。本日のハイライトっぽい扱いの「米海軍第七艦隊バンド」のステージ。1曲目からいきなりアース・ウィンド&ファイアーを演奏するなどファンク一色。あれ、ジャズフェスティバルだよなぁと思いつつも、顔で弾くタイプのギタリストや面白い動きをするベーシストに心を奪われる。その後、ご一緒頂いた皆さんと別れ、自宅に戻りウルフルズのアルバムを聴きながら、JBのモノマネを練習して僕のフェスティバルは終わりを迎えた。


久々に音楽を堪能しつくした二日間。お会いした方々ありがとうございました。