■
・シ烈!!内野手サバイバル
控え選手の層が薄いとよく評されるカープ。やはりセリーグ2連覇には若手の底上げは欠かせないだろう。特に今季、攻撃・守備の大黒柱となったシーツの後釜となるショートと、ベテラン野村の定位置を奪うくらい勢いの良いサードの育成は急務だ。
<ショート>
7月12日の中日戦からシーズン終了まで4番に座り続け、打率.313、本塁打25本を放つ大活躍を見せたシーツ大先生には、是非とも来季も残留して頂きたいのですが、うっかりやさんの多いフロントが交渉に失敗する可能性は否めない。シーツがいなくなる=木村拓の守備も悪くなる=防御率が悪くなるのは明らかなので、せめてシーツくらい守備力のあるショートを育成したい所。
・岡上和典
現在のカープで1,2を争う俊足の持ち主だが、守備は並・打撃はかつての高信二(現コーチ)よりちょっと良いくらいとの噂。レギュラーには打撃・守備共に大きなレベルアップが必要。大きく成長して高橋慶彦みたいになってくれないかなぁ。
・松本高明
高校では外野手だったものの、入団してからなぜかショートにコンバート。更にはスイッチ転向も噂されている。俊足・変なコンバート・スイッチ挑戦とカープ黄金パターンで大きな飛躍はいつの日か。
・甲斐雅人
カープ期待の若手内野手。入団当初は長打力が魅力と言われていたが、現在打撃面ではそんなに成績を残せていないし、守備は主にファーストを守っている。
・井生崇光
現在2軍では最もショートで出場機会の多い井生だが、どうも小さくまとまっていて、これといった長所がない。このままでは苦しい。
<サード>
開幕当初こそ野村・新井・栗原が交代で守っていたが、シーズン後半は野村が守り通した。期待の若手たちもシーズン終盤以外はほとんど2軍暮らし。これでは寂しい。
・野村謙二郎
若い選手の増えてきた内野陣をまとめるチームリーダー。往年の活躍は期待できないが、いなくては困る選手。優勝させてあげたい。
・松本奉文
2軍では好成績を残すも1軍での出場機会に恵まれないのは、新井・栗原と同タイプだからだろう。そろそろ結果が求められる歳になってきた。
・栗原健太
2軍で本塁打・打点王の2冠に輝いた大砲。近い将来、新井と主軸を打つとの見方もあるが、そうなるにはその守備をもうちょっとどうにかしないとレギュラーは難しい。期待されているうちに、1軍定着を目指して欲しい。
・山本芳彦
2軍で徐々に結果を残しつつある。まずは2軍でレギュラーを。
こうして期待の若手を並べてみたが、正直どんぐりの背比べだ。ここらで大きく成長し、来年は(由宇)カープの(前期)2連覇だ!
この星の1等賞になった!