スパーズ 0-1 マンチェスター・ユナイテッド


          ミド   キーン


   ダービッツ           ジーナス
          ゾコラ   ガリ


   エコト               シンボンダ
         キング  ドーソン 



            ロビンソン


【ベンチ】
 チェルニー、ハドルストン、マーフィ、ツィグラー、デフォー
【経過】
  9分 ゴール:ギグス
 57分 キーン、ダービッツ→デフォー、ツィグラー
 81分 キング→マーフィ


先発メンバーの中で長髪というか髪が頭髪検査に引っ掛かるのはダービッツとシンボンダのみ。ほとんど坊主頭。キーンも帰ってたミドもプレミアシップ初出場のガリも、そして対戦相手のリオ・ファーディナンドも坊主。中学校の野球部みたいな光景。最終ラインに怪我から復帰のキングと移籍してきたばっかりのシンボンダ、金曜日にレノンが怪我をしてしまい、RSHにジーナス、CHをゾコラガリ、FWにはキーンと復帰したミド入った。主導権を握ったのはホーム、マンU。開始2分にC・ロナウドフリーキックをロビンソンが弾いてしまい、ギグスが押し込んで先制を許してしまう。ちょうど陰と日向の境目からのフリーキックでロビンソンも開始直後から帽子を被ったり脱いだりと守りづらそうで相当まぶしかったとは言え、そのシュートが鋭い変化をしたとは言え、ちゃんとクリアして欲しかったし、ディフェンスもボールも傍観してしまい残念な失点。一方のスパーズにチャンスが訪れたのは前半36分。ジーナスのCKのこぼれ球をダービッツがキープし、ボールを浮かして残っていたドーソンにパスを通し、キーパーと1対1になるもファン・デル・サールに止められ、そのボールにキングが詰めたがまたもファン・デル・サールが立ちふさがった。スパーズの見せ場はこれくらい。後半に入るとミドがLSHに下がったように見えたり、シンボンダのクロスがループシュートっぽくなったり、エコトが抜かれてピンチを迎えたり、ガリとミドのエジプシャンコンビが揃ってイエローカードを貰ったり、キーンに代わって入ったデフォーが2人抜いてもまたファン・デル・サールだったり、エコトのアーリークロスをデフォーがフリーでヘディングするも外したり、キングの足がつったりと見所はたくさん。敗戦。1勝3敗。ここまでの戦いで明白になったキャリック不在の大きさとレノン以外の攻撃力不足の問題、エバートン戦で出た試合運びのつたなさの問題など課題は山積している。このままではいつもの「期待だけ大きい上位候補」に逆戻りしてしまう。キング復帰は守備陣に安定を与えたが、中盤の構成には再考の余地があるだろう。