スパーズ 3-1 ウィガン


         ベルバトフ  デフォー


   マルブランク            レノン
          ゾコラ  ハドルソトン

 
   エコト               シンボンダ
         キング  ドーソン 



            ロビンソン


【ベンチ】
 チェルニーイ・ヨンピョダービッツ、マーフィ、ロビー・キーン
【経過】
 25分 ゴール:カマラ
 43分 ゴール:デフォー
 44分 ゴール:ベルバトフ
 82分 デフォー→ロビー・キーン
 90分 ゴール:レノン


前半。不用意なパスミスからボールを奪われるとティール(途中からヘスキー)やカマラに簡単にボールを預けて中盤を押し上げ、スパーズゴールに迫るウィガン。先制されたのも中盤からのロングボールを上がっていたマッカロックに当てて落とした所をカマラがフリーでボレーシュートと狙い通り。キングがボールウォッチャーになってカマラのマークを外してしまった事が一番の原因。ただまた先制されたとは思ったけど、不思議とホームでは先制されても逆転出来ているので不安は無かった(チェルシー戦とかブルージュ戦)。攻撃では何度も裏に抜けるパスが出ながらもことごとくオフサイドを取られて噛み合わない事も目立ったが、デフォーが前に張っている分、ベルバトフの負担も減り、このコンビにマルブランクが絡んであっという間に逆転に成功。UEFA CUPではゴールを決め続けていたベルバトフが実に3ヶ月ぶりのリーグ戦2ゴール目。待たせてくれた分、喜びも一入。
後半。右サイドを中心に攻めようと試みるも逆に奪われてそのサイドから奪われるなど前半に比べるとやや守勢。決定点を取れないのもいつもの事。ただウィガンもヘスキーのパワープレイ頼みと攻め手に欠け、時間だけが過ぎる。その中でも目を引くのは相変わらずゾコラとエコトの守備。危なっかしい。レノンを抑えていたウィガンのベインズと比べてしまう。簡単には上げさせたり、抜かれるような事もない。82分にデフォーに代えてロビー・キーンを投入したけど試合が動く要素がないなぁとただ上下に動くだけのボールを眺めていたらロスタイムにロビー・キーンの折り返しをレノンが押し込んで3点目。この辺りにレノンの成長とロビー・キーンの有用性を感じられた。
追記。折り返したのはベルバトフだった。そりゃSky SportsのRatingも9になるわなぁ。

よーしすっきり勝った所で来週はエミレーツ・スタジアムだ。いよいよタイニオがエミレーツにお目見え。